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梅干しの効果・効能はこれまで通説的に言われていましたが、和歌山県立大学の宇都宮氏らによって科学的根拠を持って証明されました。それをきっかけにNHKのあさイチでも梅肉エキスの効果が血液サラサラにするなどと取り上げられるなど、地元和歌山や群馬といった産地には追い風が吹きました。現代のストレス社会には有り難い効果が証明された梅肉エキスと梅干しの効果効能などを併せてご紹介します。
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梅干しを漬ける際に使用する道具や材料をご紹介します。


◆ 漬け物容器 ◆
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酸や塩分に強いと言われる琺瑯製を用意。
大きさは漬ける梅の2~2.5倍の容量のもの

◆ 押し蓋 ◆
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酸や塩分に耐性があるもの・・・陶製かポリエチレン製

◆ 押し石 ◆
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重しとして利用・・・2~2.5kgの陶製かポリエチレン製 2個



◆ 梅干しなどの材料 ◆
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完熟梅2kg
粗塩(塩分18%)360g
焼酎(ホワイトリカーで十分)

赤じそ(葉のみ250g)・・・出来れば葉先が縮れた縮緬じそ
粗塩45g


以上が揃ったら、いよいよ梅干しを漬ける事が出来ます。
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最近の若い方にはなかなか梅干しを食べるという習慣はなくなっているようです。

それを危惧した和歌山県みなべ町が、
これまでいわれてきた梅干しの健康食品としての科学的根拠を求める調査を
和歌山県立医大の宇都宮洋才講師らのグループに依頼して、その詳細が明らかになっています。

その結果、梅干しが見直されているようです。

私も来年こそは自分で漬けてみたいと思います。
そこで、梅干しの漬け方のここにメモしておきます。


◆ 梅干しの漬け方 ◆ ⇒使用する用具
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◆ 6月中旬  梅の下ごしらえと塩漬け
   梅を傷つけないように丁寧に水洗いして、ザルに挙げる。
   更に、梅を傷つけないようにして、梅酢が濁らないようにヘタを取り除く。
   梅1個1個の全体を水気を取って大きめのポリ袋に入れる。
   焼酎を霧吹きに4分の3を入れて、梅全体を消毒して吹き付けることで、塩が満遍なくつく。
   4分の3の塩をポリ袋に入れ、口を閉じ、塩を梅全体に行き渡らせる。
   ポリ袋の梅と塩などを漬物容器に移し、平らにならして更に残りの塩を振りかけ、
   更に焼酎を防かびの為に上から全体に吹き付ける。
  

◆ 3日後~1週間 白梅酢が上がる

◆ 6月下旬  赤じその下ごしらえと赤じそ漬け

◆ 7月20日頃の土用 土用干しを晴天の日に3日3晩、カラカラになるまで干す。

◆ 土用干し後に、干し終わった梅と赤じそは別々の漬け物容器に移し替えて
   日の当たらないところで保存する。
ピロリ菌とは近年にわかに注目されています。
日本人の40歳以上の人の7割近い人にいるともいわれています。

しかし、ピロリ菌がチクチク悪さをするなどという人も私の周りにも随分います。
そこで、関連する記事をインターネットから拾ってみました。


(2002年2月11日付 日本経済新聞記事から)
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梅肉に、胃や十二指腸かいようの原因とされ、
胃がんとの関連も指摘されるヘリコパクター・ピロリ菌の増殖を抑制する効果があることが、
和歌山県立医大の宇都宮洋才講師らのグループの研究で分かった。

2月12日、同県南都川村で開かれる研究講演会で発表する。

宇都宮講師らは、ピロリ菌を培養した試験間内に、梅肉エキスの希釈液を加え、
24時間後のピロリ菌の増殖数を比較。その結果、濃度1%の梅肉エキスを加えた場合、
何にも加えてない場合の約50分の1に抑制できた。

濃度を高めると、さらに抑制効果は高まった。

日本人のほぼ半数が感染しているとされるピロリ菌の増殖には、
ココアや乳酸菌などの食品に抑制効果があることが最近注目されている。

宇都宮講師は、「梅は体に良い」ことを実証したい」と記している。

また、ピロリ菌への感受性が高い特殊なネズミ、スナネズミを使った実験でも、
梅を食べさせると艦船が抑制できることが確認できたという。

グループは、梅のどの成分が効果を発揮しているのか、今後研究を進める。
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些か古い記事ですが、拾い出してみました。

その後も研究が進み、
梅に含まれるシリンガレシノールという成分が
ピロリ菌の運動能力を阻害したり、抑制したりする効果があると分かりました。
生活習慣病を予防するための基本は、血液をサラサラに保つことです。

サラサラな血液が血流を良くし、血管の老化を防ぐことに繋がりますから、
動脈硬化や高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などを予防する事になります。

特に「梅肉エキ ス」で発見された新成分「ムメフラール」や
豊富に含まれるクエン酸の相乗効果で非常に優れた血流改善効果があることが分かりました。



欧米化になりがちな食生活で、
まだまだガンをはじめとする生活習慣病による死因が独占している中で
梅干しが生活習慣病予防の重要な食品であることが分かりました。

血流の流れが非常によいということは、
即ち、全身の細胞に酸素や栄養分を素早く運ぶことができるばかりでなく、
老廃物を取り出す作用も活発化し細胞の新陳代謝が円滑になります。
このことは、血管をはじめとした体の老化にブレーキをかけることになります。

同時に、血行が良くなることで、冷え性や肩こりの改善にも役立ちます。
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